「三つよりの糸は切れにくい」(旧約聖書『コヘレトの言葉』4章12節)
〜 3つの柱 〜
一月は、最近には珍しく低温・雪・路面凍結があり、たいへんでしたね。子ども達はご自宅近辺で滅多にない積雪を大いに楽しんだのではないでしょうか。また、雲ひとつない晴天の過ごしやすい日々もありました。子ども達は園庭で伸び伸びと遊ぶ中で、さまざまな力を身につけています。
本園ではキリスト教保育・教育を推進するために「3つの柱」を教育方針としています。
(1)キリスト教の信仰に基づいた教育
(2)遊びを中心とした教育
(3) 柔軟性のある世界観を養う教育
今回、この「3つの柱」を子ども達にも皆様にもわかりやすい表現にしてみました。
① ともだち いっぱい ② たのしさ いっぱい ③ イエスさまと いっしょ
の3つです。①が(3)に、②が(2)に、③が(1)に対応していますが、子ども達の成長や自立という観点からは、それぞれが互いに密接に関わりあっています。
日本には、「三本の矢は折れにくい」という意味の逸話が残っていますが、聖書の中にも 同様の趣旨の「三つよりの糸」の例えが述べられています。
この3つの柱を 大切にしながら、子ども達が「三つよりの糸」のように、しなやかな強さを持って成長し、自立していくように、温かく見守り促していきたいと考えます。
園長 松永 章(まつなが あきら)