それは、預かり保育の時間、プールの片付けをしようと先生たちが集まっていた時・・・ちょっとやってみたくなって、先生たちで、みずでっぽうを楽しんだことがすべての発端でした・・・
その姿を遠巻きに観ていた預かり保育の子どもたち。
すると、Tちゃんがプールの傍まで来ました。
顔に、「わたしもやりたいな~」とかいてあります。それはそうだよね♪
「やる?」
みずでっぽうを手渡しました。
いやっほ~!!!
他のお友だち、そして、お迎えのお父さん、小さな弟くん・・・
幼稚園が見たくなって前を取り掛かった卒園したお友だち・・・
みんなで、思いがけない、水遊び♬
巻き込まれたお父さん、びしょびしょです。(本当にごめんなさい)
車で通りかかり、見つかってしまった、卒園児のKちゃんも、この笑顔♬
と、そこへ・・・!!!
園長先生が降りてこられました。
「えんちょうせんせいだ!!」
しかし、みんな、ちょっと考えました・・・
「かけたらマズイよな・・・」
「やっぱり、いけないよね」「でも、かけたいよな~」
なんて遠慮していたら、
小さな弟くん、ためらいもなく、まっすぐに園長先生の元へ駆け出し、
ぴゅ~~~~~!!!っと発射!!
途端に、みんなにスイッチがはいりました。
「え?いいんだ!!」
そう解釈したのは、園長先生の笑顔がそこにあったからです。
逃げる園長先生・・・
追いかける子どもたち♬
逃げる園長先生・・・
取り囲む子どもたち♬
あっという間に、園長先生、びしょぬれです。
それでも、園長先生は、笑顔です♪
たまたま通りかかり、巻き込まれた事務長も笑顔♬
そんなひと時が楽しくて楽しくて子どもたちは、全身で笑っていたのでした。
子どもたちと、お父さんと、そして、園長先生と、先生たちの笑顔が、梅雨の晴れ間の青空に響いた夕暮れどきでした。
何気ない こんな時間が、子どもたちの心の記憶にとどまり、ずっと先に、この梅雨時期の蒸し暑さと水の心地よさに出会った時に、子ども時代の楽しい思い出として、懐かしく思い出し、その後の人生を歩む力になって欲しいと願います。
さあ、これからも、お腹の底から笑って過ごそうね!!
神さま、どうか、この愛おしい子どもたちが、今日のような輝いた笑顔で人生を歩んでいく事ができますように、お守りください。