一枚の紙を折ると「紙飛行機」になる。
空気を捉え、ふわりと浮かぶ。
鋭く突っ走る。
もっと、もっと、遠くまで
もっと、もっと、速く。
折り紙の本をみながら、友だちと試行錯誤し、開発が進む。
試運転!
うまくいかない・・・
なぜ?
わかった!!
そして、また、試行錯誤している。
うまくいかないからこそ、夢中になる。
年長の子どもたちは、その時に、先生を頼らない。
先生は、眼中にない!!という感じで、友だちと頭を突き合わせ、紙飛行機の開発に乗り出す・・・
そして、うまくいくと、「せんせい!!みて!!」と真っ赤な顔で、目をキラキラさせてやって来る!!
次は、遊具倉庫の上の小窓を通してみる。
とにかく盛り上がる。
窓枠に飛行機が引っかかった!
「おれにまかせろ」と力強い声がする。
自分の飛行機を当てて友だちの飛行機を助け出す。
「よっしゃ~」
「わっ!すげ~!ありがとう」
1人でも飛行機は折れるし、飛ばせる。
でも、そこに友だちがいるから、もっともっと楽しくなる。
遊びの世界が広がっていく。
そして、友だちの色々な面と出会いながら関係が深まっていく。
友だちっていいね。
夢中になれるって素敵だね。
そして、今では、年中さんや、年少さんも。
まだまだ、紙飛行機のブームが続きそう・・・