子どもたちは、遊びの中で、たくさんの不思議に出会い、問いかけたり、考えたりしています。
三角屋根のてっぺんで 青い空に目をあげました。そして、青々と葉を茂らせているナンキンハゼの緑の実に手をのばしました。
”何が入っているのかなぁ…?””どうなってるの?”
かたい実の皮を夢中になってはがします。中には小さな種のようなものが入っています。
この園庭で初めて出会う不思議な実!
もう少しすると、葉っぱが紅葉し、緑色の実が茶色くなって…
葉っぱが落ちてしまうと、実は白いかわいい実へと変わっていくの…
そんな自然の営みとこれから一つずつ出会っていくすみれ(年少)組さん。
だれに教わったのか妹の誕生でお兄ちゃんになったばかりのRくんが
「ほら、ごりらのはなくそ!」と茶色い種を見せてくれました。
この幼稚園ならではの、命名された生き物や植物の名前。
自然を身体で体験した子どもたちから、小さいお友だちへと伝えられているようですね。
すみれ(年少)組さん、初めての運動会を前に、秋の一日一日を生きています。