「朝からもっともっと幼稚園で遊びたいってぽろぽろ泣いて頼むんですよ!」
と朝送って来られたお母さんからTちゃんとの朝のエピソードを伺いました。大変だったそう…。
その日、合同礼拝で、涙を流しながら神さまに祈るハンナさんの話をすることになっていました。祭司エリには酔っているかのように見えるほどに、ぽろぽろ泣いて自分を神さまの前にさらけ出し、呻くような祈りをささげていたハンナさん。朝から泣きながら真剣に懇願したTちゃんとハンナさんが重なりました。それにしても、そんな風にTちゃんの心を突き動かす“もっともっと遊んでいたい幼稚園”の魅力とは何でしょう?
同じ日に、新しく幼稚園に入られたお母さんを案内しながら、改めて園の庭に遊ぶ子どもたちを眺めました。
春には、遊んでいる他の友だちをじっと観察していた子どもたちもいましたね。(これも大切なこと)今、幼稚園が自分の居場所となった園庭で実に生き生きと自らの遊びを自由に楽しんでいます。
豊かな自然に囲まれ、仲良くケンカして一緒に遊ぶ仲間と裸足で駆け回り、泥んこにまみれて遊べる場。実ったビワもみんなで分かち合いましたね。
一学期は、子どもたちにとってかけがいのない出会いの時であり、出会いの場となりました。“もっともっと遊んでいたい幼稚園”をご一緒につくり上げてくださっている保護者の皆様にも感謝します。