大好きな絵本の「とんでもない」
自分に無いものは羨ましく思えるようで・・・。
「ぼくにしかない すごいところ そんなの ひとつも みつからない・・・」
「さいはいいなあ。 よろいのような りっぱなかわが かっこいい」
ここから、つぎつぎに、さいは うさぎを、うさぎは クジラを、クジラはキリンを・・・・羨ましいと思い・・。
羨ましがられた動物は、そんなの、「とんでもない」と、また、違う動物をうらやましがるお話です。
(本当は、みんな、自分にしかない素敵な賜物を神さまから頂いていますね・・・。)
先生から読んでもらったり、時には自分で手にとり、楽しみながらページをめくったり・・。
絵本が大好きな子どもたちは、お膝の上に本を抱え、楽しそうに、時には驚きながら、そして時にはじっと、そのお話の扉を開け、引き込まれています。
いつものように、絵本を読んでいたお友だちが、
「あ!これ描いてみよっと♪」と呟き、楽しげにお絵かき帳を開き、
何かを口ずさみながら、うきうきと絵を描いています。
それは、絵本「とんでもない」の裏表紙にあった
「とんでもない らいおん 絵描き歌♪」でした。
しばらくすると・・・。
「せんせ~♪みてみて~。できたよ~」
と、にこにこ顔で見せてくれた先には・・・。
素敵すぎる!!!2ひきいますよ。
「とんでもないらいおん」が、お友だちと一緒にいます。
おまけに、この「とんでもない らいおん」には
可愛いお話がありました。
りぼんを付けている らいおんが、ちゃんと付いているのに、
「りぼんがない」と慌てます。
すると、お友だちの らいおんが
「え・・・あるよ」と ひとこと・・・。
Hちゃんが、可愛い声で、ゆっくりとお話してくれました。
神さまが、Hちゃんに与えて下さった、賜物がここでも、きらり と輝いていました。