立春とはいえまだまだ寒い日が続いていますが、子どもはほっぺを真っ赤にして園庭を走り回っています。
この1年間、体も心も成長した子どもたちももうすぐ卒園進級を迎えますね。元気に伸びようとする力は寒さに負けず、春に向かって日々成長しています。
さて、今月の聖句は「わたしたちは見えるものにではなく、見えないものに目を注ぎます。」(コリント信徒への手紙II 4章18節)です。
命も、愛も、希望も、いちばん大切なものは目に見えません。目に見えるものだって、もちろん生きていく上で必要ですが、私たちは目に見えるものに、あまりにも心が向いているので、もっと大切なものが見えなくなってしまっているのです。そのために、聖書が一貫して教えているいちばん大切なものに目を注ぐことができなくなっているのです。過ぎ去るものに心を奪われると、永遠に存続するものを失うからです。
その何よりも大切なものが「永遠のいのち」です。ご一緒に聖書から見つめ続けていこうではありませんか。
園のこれからは、1年の大事なまとめの時期でもあります。友だちや身の回りのものに積極的にかかわりを持ち、より豊かな感情と感覚を育てながら、充実した保育を進めていきたいと思います。(園長)