そういえば、この秋頃に、年中さんのお部屋に新しいお友だち「はるの きゃべ」ちゃんがやってきました。
ピンクのスカートを可愛くはいた頭の大きな女の子 です。なんてったて、頭は、春キャベツ♪子どもたちも、「きゃべつや~ん」と笑っていました。♪
「はるの きゃべ」よ♪
初めて会った時から、子どもたちは「きゃべちゃん」に夢中です。
「きゃべちゃん」が、一人ひとりに話しかけ、みんなの椅子を回っていくと、自分のところに「きゃべちゃん」が来てくれるのを、わくわくしながら待っています。
待ちに待った自分の順番・・!質問されると、ドキドキしたり、照れたりしながら一生懸命に応えています。
ついつい、嬉しくなりすぎて、ぱちん!!と叩いてしまったら、「きゃべちゃん」が「いたい!!」と悲鳴をあげました。
咄嗟に「しまった!!」という表情になり、そのお友だちの方がとても傷ついた顔をして、申し訳なさそうに「きゃべちゃん」を見ています。
目の前のパペットは、子どもたちにとっては、「お人形」ではなくて、お友だち♪
いくら先生が話していても、子どもの目線は「きゃべちゃん」にしかありません。
お人形に命を吹き込める子どもたちの豊かな世界に引き込まれながら、今日も意地悪な質問を「きゃべちゃん」として、してしまう先生なのでした・・。
「はるのきゃべ」ちゃんには何通もの愛のこもったお手紙が届いています♪
そういえば、隣の年少クラスにも「きゃべちゃん」ファンがいたっけ?いつも、お外遊びで出会うと、
「せんせい、きゃべは?」と昔からの仲良しさんのように聞かれます(笑)