「せんせい!!みて~~~~!!」
弾んだ声に振り向いてみると・・・。
「!!!!!!!!」
そこには、そびえ立つカプラのタワーと、子どもたちの誇らしそうな顔がありました。
「すっご~い!!高いね~!」と友だちや、先生たちが驚いていると、もっともっと驚かせたくて、どんどん積み上げていきます。
すると・・・。
なんだか、「ピサの斜塔」のように傾き始めた「もも組の塔」・・。
「こわいこわい!!倒れそうよ・・・」と怖がる先生をよそに、怯むことなく、
「だいじょうぶ!!たおれんよ!!」と積み上げていきます。
慎重に・・・集中して・・・
友だちがカプラを緊張しながら置くのを周りの友だちも息を呑んで見守ります。
すごい一体感です。成功すると、場の空気が緩みます。
そして、又、緊張の瞬間が・・・
と繰り返しながら一つの塔を積み上げていく姿に、皆で協力する力や、目的を共有する連帯感が広がっていきます。
一人一人の失敗しないようにと集中する力や、責任感も強くなっていきます。
共に喜び合う姿に 子どもたちの成長を感じ、頼もしく 嬉しく思いました。
みんな、本当に「いい顔」をしていました。
ほどなく塔は大きな音と共に倒れました。
でも、誰も、誰かを責めたりしませんでした。
わかったのでしょう。その友だちの残念な気持ちや、「ごめんね」の気持ちが・・・
本当に、素敵な場面でした。
「せんせい、あした、ぼくたちが、てんじょうまで たかくしたらどうする?」
そう笑顔で聞いてくる子どもの笑顔が眩しくて、その前向きさがステキすぎて、今日も幸せな気持ちにさせてもらったのでした(*^_^*)
ありがとう!