子どもたちが成長していく中で、訪れる、「じぶんで!!」の時期・・・。
ちょうど、2歳くらいでしょうか・・・。
何でも自分でやりたがる時期があります。自分が「小さい」なんて思っていないから、まわりの大人と同じように、自分にはできる!!という固い確信があります。
そこで、失敗しながら、五感で感じて、手先の使い方、体の使い方、力加減などの要領を経験の中から知り、出来た喜びや達成感、できない悔しさや腹立たしさを心で感じて、少しずつ出来る事が増えていきますね・・。
そして、そこを過ぎると、またまた、なぜか、「やって!!」の時期が再来・・・。
簡単にできるようになったものには魅力がなくなったり、やっても前のようには褒められないし、びっくりもされない・・・。そうなると、面倒になってしまって・・・。
「おかあさん、これ、できん。やって」
「せんせい、あけてください」
「せんせい、とってください」
だから、「まずは、自分でやってみてから、どうしても出来なかったら、できないって教えてね。お手伝いするから」と先生は声をかけます。
そう・・。この日も、そう声をかけました。
あれは、収穫感謝礼拝の翌日の「具沢山味噌汁作り」の準備中のことです。
エプロンや三角巾を着けていました。
「せんせい、これができません」と三角巾を持ってくる子が多く、いつものように声をかけました。
しぶしぶ、三角巾を自分の席に持ち帰り、「じぶんで」やってみました。
少しして、回りを見渡すと・・・。
お~い!!見えてるか~い? ん?イカ?
アラブのお姫様・・・? 田吾作どん?
あれれ・・・(笑)みんな、がんばったね!!
みんなで、大笑い♪
本当に、楽しくて、愛しい子どもたち・・・。
この後、美味しい「具沢山味噌汁」に舌鼓を打ちました♪