「ヨイサッサ」~自然に身体が動き出す~

こひつじグループの集まりでは、いろいろなわらべうたを歌い遊んでいます。

季節のわらべうた、くすぐりっこやにらめっこのわらべうた、手をつないだりふれ合ったりできるわらべうた…と様々ですが、お家でもお母さんと一緒に遊べるわらべうたをお伝えしています。

2学期になって紹介したのは「♪ヨイサッサ」

折り紙のやっこさんが、ひょうきんで、小気味よいテンポに合わせて身体を左右に揺らします。

やっこさん、木のくぐり戸(コウグリ)をうまく通れずに頭のてっぺんをすりむいたんですって。

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「ヨイサッサ ヨイサッサ」と歌うと、やっこさん人形と一緒に揺れ始める子どもたち。お母さんたちもつられて揺られます。

「ヨイサッサ」はドレミの音程もなく、ただ唱えるだけでいいのです。

今度はみんながお母さんの足の上に乗って、やっこさんみたいにゆらゆら揺らしてもらおうか?

歌の最後には、寝っ転がってくすぐり遊び~!

これを待ってましたとばかりの子どもたち、ゲラゲラと笑いが止まりません。

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次の週、いつものようにおやつの部屋に行こうと 親子に呼びかけてみんなで歩き出した時のことです。

Yちゃんは一歩、二歩と歩くうちに「ヨイサッサ ヨイサッサ」と歌い始めました。いつの間にか先生の足の上に自分の足を乗せて。

写真4

 

みんなも次々にまねてお母さんの脚の上にかわいい足を乗せ始めました。

写真5

歩くリズムと「ヨイサッサ」の歌が自然に合わさって浮かんできたYちゃんの遊びごころと、たった一度聞いただけなのに再現できる確かさ、そして次々にまねてお母さんの足の上に乗り、お隣の部屋に移動しようとする子どもたちの興味・関心(子どもたちは本当に楽しいことがわかっています!)、またその楽しさを一緒に味わおうとなさるお母さんたちの温かさ(我が子の喜ぶ顔が、お母さんの喜びとなっています)に、とても嬉しい思いで唱えました。

 

みなさんもご一緒にどうぞ!

スキンシップの少なくなってきた小学生とも手を握って楽しめますよ♪

ヨイサッサ
※( )は遊び方です。

ヨイサッサ ヨイサッサ
(大人の足の甲に子どもの足を乗せて左右に揺れます)

コレカラ 八丁 十八丁
(以下同じように)

八丁目ノコウグリハ コウグリニクイ コウグリデ

頭ノテッペン スリムイテ

一カン コウヤク
(子どもの手を離さずに少し向こう側に倒します。角度は地面から60度くらい)

二カン コウヤク
(さらに倒します。30度!)

ソレデ ナオラニャ
(完全に寝かせ手を離します)

一生ノ病ジャー
(思い切り子どもの身体をくすぐりましょう~)

(「いっしょにあそぼう」わらべうた 3・4歳児クラス編」より)