運動会当日の朝、年中クラス29名のお部屋の中は、少しいつもとは違う雰囲気でした。
ワクワクしてはしゃぐ姿、緊張して硬い表情でジッと座っている姿、何だかわからない、この気持ちに戸惑いソワソワする姿。
29人、それぞれの感じ方で、心を動かしていた愛おしい子どもたち・・・。
小さな胸は今にも弾けそうでした。
園庭を見ると・・・。たくさんの人、ひと、ヒト・・・。
さあ、自信を持って楽しみましょう♪
大好きなお父さん、お母さん、そして、おじいちゃんやおばあちゃんたちが観て下さる嬉しい日!
今日まで、自分との葛藤や、同じ目標に向かって頑張る友だちとの仲間意識、できた事への達成感など、日頃の園生活では出来ない経験をしてきましたね。どの経験も友だちがいるからできた、大切な経験ですね。
ダンスでは、隊形移動にも挑戦しました。
列から、トンネルを作り、その次は、トンネルをくぐりに行き、そして、最後は円になります!
どのタイミングでどこへ移動するのか・・・。
笛の合図に全身で集中していた姿が、とても印象的で小さな背中がとても逞しく見えました。
ただそこに立ってるだけに見えた子どもも、その心に、たくさんの事を感じながらそこに立っていました。踊りたかったけれど、踊れなかった気持ちを抱えながらそこにいた、小さなこころと、からだ・・・。
目に見えない所にも、子どもの頑張りがある事を忘れないでいたいですね♪
年中さんとしての運動会は、一生に一度だけの運動会です。その事を伝えながら、大切に、楽しく、そして、神さまに感謝しながら過ごした、この日までのプロセスが、子どもたちの自信となり、これからにつながっていきますように・・・。