砂場は、子どもたちの好きな場所です。
「ぼく、やまをつくりたい。それで、トンネルをほりたい」
Yくんがつぶやき、砂場に行きました。
イメージはバッチリです。後は、そのために何が必要かです♪
スコップひとつ、Yくんひとりから始まった山作りは、少し山がこんもりとし始めた頃には、周りの友だちの興味を掻き立て・・・。
「いっしょにやりた~い!!」と仲間ができました。ひとり、また、ひとりと・・・。
すると、「お水をかけてかためたらいいよ。トンネルほるなら」
「バケツもってくるね」
「じゃあ、かためられるスコップもってくる」
「わたしは、かざりのはっぱをとってくるね。ほんもののやまみたいになるよ」
次々にいろいろな言葉が出てきます。そしてせっせと、いつの間にか決まった役割分担で動いています。
少しずつトンネルを堀り、向こうから掘ってきた友だちと手と手が触れると、
「あっ!!」と声が漏れます。そした「やったあ~!!つながったね♪」
と嬉しそう。
一人で遊ぶ砂場も楽しいけど、友だちと一緒ならもっと楽しいですね♪
友だちとイメージを共有したり、友だちの言葉や、行動に刺激を受けたりしながら、子どもたちは世界を広げ育ち合っています♪わたしたち大人も、その育ち愛の輪の中にいたいですね。