二学期のこひつじグループでは、新しくにじみ絵コーナーで遊びます。
まず画用紙をお水のお風呂に入れて濡らしましょう。
お母さんに手伝ってもらいながら水遊びの気分も楽しめます。
次は画用紙の余分な水をスポンジで落とします。
それから筆を画用紙に置いてみると…
まるでお花が咲いていくかのように、赤い色が外へ外へと広がりますよ。
Sくんは思わず「うわぁ」と言いました。
丸く描いてみたら「花火」ともお母さんにお話していました。
このように、にじみ絵は偶然できあがる形や色を楽しんで遊びます。
私たち大人たちも、その美しさに見とれてしまいます。
「紙が破れそうよ」「ここにも描いたら?」などと、筆を走らせる子どもに声をかけたくなりますが、そっと見守り、その美しさを共感しましょう。
お母さんたちは、横で見守りながらとても静かにおられました。
「きれいだねぇ」「何ができたの?」「そう、花火なの」と時おりかけられるお母さんからの言葉には、嬉しそうに答える子どもたちでした。
元気よく体を動かす遊びも大事。また同時に、夢の中にいるようなゆったりとしたときも味わってほしいと願って用意しています。お母さん方には、作品のできあがりや見栄えではなく、お子さんがそれを楽しんでいる途中の過程を見守り共感していただけたらと思います。
少しずつ赤い絵の具に、黄色や青い絵の具も乗せてみましょうね。色が混ざる瞬間の不思議をまたご一緒に味わってください。
そうそう、お母さん自身も白い画用紙と筆を手にしてみてください。「もっと描きたい」と子どもたちの思いを引き出すことでしょう。
これから、しばらくにじみ絵コーナーをお楽しみくださいね♪