活気にあふれるもも組(年中)の子どもたち
1学期、子どもたちは、担任の先生と思いっきり楽しい遊びを繰り広げていました。
探求心の強い子どもたちに寄り添う先生も負けず劣らず、S先生の奇想天外な発想!いつも子どもたちを惹きつけます!
子どものちいさなつぶやきに寄り添い、ゆっくり耳を傾けていたかと思うと、思いを吹っ切るかのように、子どもたちと一緒に勢いよく園庭を駆け回っているY先生!
いっぱい遊んで、いっぱいけんかして…そんな1学期も終わりに近づいたある日…
降園前の集まりの時間に”いなかのおじさん”というわらべうた遊びを紹介しました。
♪いなかのおじさん 田んぼ道 とおる かえるを ふんで ぎょっ♪
歌をうたいながら、最後の”ぎょっ”でストップ!!!
子どもたちは、すっかりその遊びが気に入ったようでした。
それから、2、3日後…クラスの前を通ってみると…
子どもたちと先生が ”いなかのおじさん”を楽しんでいました(*^_^*)
”ぎょっ”で、ピタッと静止!!!
どの子も真剣です!
心もからだも、活発に躍動する子どもたち
言葉やからだで、のびやかにと表現する子どもたち
でも、でも …
時には、自分でもどうすることもできない混沌というやつが襲ってくる…
「見て、見てて!」「もう、でき~ん」
「せんせい~、○○ちゃんがね~」「もう、すかん!」
自分自身をも、友だちとのかかわりの中でも、どうやって自分の気持ちを抑えたらよいのか…たくさんの葛藤を経験している子どもたち。
そんな子どもたちが、遊びを通して、”ピタッと” 静止し、自分のからだをコントロールすることを楽しんでいる。
すばらしいのは、静止する際の友だちとの距離感!
誰ともぶつからず、まわりを意識しながらも、自分の立ち止まるべきところで止まる
その立ち止まり方も、一人一人ちがうように
それぞれの仕方で、これからも神さまから与えられた心とからだを
ユニークに、のびやかに用いていってほしいなぁと願うのでした。