1学期のこひつじグループでは、親子でふれ合うわらべうたを歌い遊びました。
お母さんの膝に抱かれて
「♪おすわりやっす いすどっせ」
先生の膝にも少しずつ座ってくれるようになった5月
「♪あんまり のったら こけまっせ」
6月にはお友だちを抱っこして歌う子どもたちでした。
Sくんは、お家でもお母さんにこのわらべうたをリクエストして、一緒に歌っているそうです。
春の野原にはカラスノエンドウが咲き乱れました。手作りのピーピー豆に挑戦したお母さんもいらっしゃいました。ピーピー豆を吹くのがまだ難しい子どもたちは、木製の笛を吹いてみました。
「♪ピーピーぐさ ピーとなれ ならんと あたまをちょんぎるぞ」
6月、雨の季節になるとカエルさんの鳴き声が聞こえてきましたよ。カエルさんになってピョンピョン飛び回りました。お母さんがそばで歌ってくれるとますますはりきるYくんです。
次はカエルさんを抱っこして、ケロケロ鳴らしてみましょう。
お天気の日は第Ⅱ園舎のお庭で自然にふれて遊びました。Yちゃんが先生になって布の縄を揺らしてくれます。お友だちはそこをジャンプ!
お友だち同士、またお友だちのお母さんとも交わり
「♪あまんだぶり こだぶり あまのがわ すっとんとん」
ゆらゆら揺られることが大好きな子どもたち。この大布に包まれると、お母さんのおなかの中にいた時のことを思い出しているのでしょうか?
「♪たけんこがはえた たけんこがはえた ぶらんこぶらんこ さるがえり」
こちらは“ビリボ”と言うおもちゃです。ビリボに入ってクルクル回るのも楽しかったですね。わらべうたの最後にビリボごと回してもらうまで、じっと歌に聞き入るSくん。
そして夏を迎えた7月は、洗濯ごっこや水遊びも楽しみました。ジャブジャブ洗ったハンカチを、お母さんのまねごとをしながら洗濯ばさみで留めていきます。 「♪ももや ももや ながれははやい せんたくすれば きものもぬれる ああ どっこいしょ」
昔むかしの人々が大切に歌い、子どもたちが遊びながら、今の時代に遺してくれたわらべうた。特に親子のわらべうたは、手と手をつなぎ、目と目を合わせ、心と心をつないでくれます。
声を立てて喜んだり歌ったりするわが子を見て、“ただただかわいい”と感じられる・・・わらべうたは私たち大人にも大事なものかもしれません。