園庭の木々から、セミの鳴き声が賑やかに響き、朝から子どもたちは、その鳴き声に胸を高鳴らせ、セミ取りを始めました。
「あの木からいっぱい聞こえる、絶対おるよ」と、網を持ち、耳を澄ませて、その木を目指すうちに、「僕も〜、私も〜!」とお友だちが次々とその後に連なります。
「せんせーい、みて〜、セミとり隊になった〜〜」と、とても嬉しそうです^ ^
「しっ!しずかにして。」「おったおったおったぁ〜〜‼︎」
その瞬間、1匹目がけて、何本もの網が伸び…^^;。
そこでKくんが、「見つけた人がつかまえようや。みんながやったら逃げるよ」と提案し、みんな、
「うん‼︎うん!」と納得しました。
が…、「あっ、おったー」の声に、いろんな方向から網が伸びて来ます^^;。
みんな、捕まえたくて必死なのです。
そのとき、Rくんが、「ここにおるよ〜〜‼︎」とみんなを呼びました。
「どこどこ‼︎」
「ほらっ!」
セミの幼虫を見つけたのです!
まさしく今、成虫になるための場所を求めて、ゆっくりゆっくり木を登っているところです。
みんな息をひそめて、その姿にくぎ付けでした。
そして、Yくんが、「なん?このあな。きてきてきて〜!」と何か発見しました。
「たぶん、この穴からセミが出てきたんやない?」と、虫好きの友達がつぶやき、みんな不思議そうに見つめていました。
みんなと一緒に、ワクワクドキドキするのって、本当に楽しいね(*^^*)。
夏休み中に、セミとり隊は、セミを捕まえられるかな?