朝の幼稚園バスの中で、年中の女の子が、ぴこん!と足を出して、
「せんせい、みて。”なつかしいくつ”・・。」と靴を指差しました。
見ると、履き込んである、愛された靴が足元にありました。
今は、小学校のお姉ちゃんが幼稚園時代にはいていたくつでした。
なんだか、嬉しそう。
わたしも、はけるようになったんだ♪っていう笑顔でした。
すると、となりに座っていたおともだちが、
「わたしのくつも、なつかしいよ」と足をさしだしました。
いちごの模様の長靴・・。
「これね、なつのもようやけ」
ん??
「だからね、なつかしいの。」
あ!!なるほど。「夏」と、「懐」かしいかあ・・。
うんうん。ほんとだね。”なつかしいくつ”だね。