『ふろむぜろ』にて…
面白そうな、おもちゃを見つけたよ。
『おかあさん。』と振り返る。
おかあさんが、トイレに行くよ。
『いっしょに』と大急ぎで後を追う。
あらら。転んじゃった。
『おかあさ~ん』両手を広げて、痛みを委ねる。
こんな事できたよ。
『みてみて‼おかあさん』
得意顔で、お母さんを振り返る。
おかあさんのまなざしや、気配を近くに感じながら、生きている時代。
安心感に包まれ、愛されている事を自信に、歩んでいく。
おかあさんは、
ただ、我が子の存在を心から喜んで、傍らにいて共感してあげるだけで、それだけで、子どもは、満足感に満たされるのだと、日々感じる。
お母さんに、見せ、共感して貰う事で、子どもの遊びは、完結する。
と、何かの本で読んだ事がある。
『おかあさん、みて。』
今日も、大好きなお母さんを呼ぶ声が、元気に響いている。