聖書の中で、40日間断食したイエス様にサタンはこう言いました。「(あなたが)神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」その時、イエスは次のように答えました。「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。」
アオムシのお話を知っていますか?
あるアオムシが生まれて、葉っぱを食べながら生きていました。そして世の中に食べること以外にも意味があるかもしれないと思って、自分が生まれた木から降ります。そしてアオムシ同士がお互いを踏みながら登っていく大きな塔を見ました。彼はその塔を登ります。しかしその頂点に登った時、そこには何もありませんでした。ただ自分が登った塔と同じ塔が数多くあるのを見ました。彼は失望しながら”競争”の塔から降ります。そして友だちのチョウチョに誘われて、自分の体の中にある新しい姿を信じて、アオムシであることを諦めます。忍耐の時間を経て、彼は美しいチョウチョとして生まれ変わります。
人はパンだけで生きる存在以上のものです。神様の言葉を心に蓄える時、新しい霊的な存在として愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制(ガラテヤ書5:22−23)を持つことが出来ると信じます。梅光学院幼稚園の子どもたちが、この素晴らしい実の持ち主になりますように祈ります。