先日の親子遠足で体験したコーナー紹介です。
★川遊び★
深坂の森を流れる川・・。
10月の川は、なかなかの冷たさです。
が、しかし・・。
高台から一目散に川を目指して駆け下りてくる声と足音と男の子たち。
あっという間に、川の中・・。
靴下のままザブザブと、また、裸足でグイグイ・・。
目はじっと川面を捉えている。
ほどなく、「かにかに!!」と興奮した声が。ここは、慎重に、じっくりと集中集中。
子どもたちは、息を殺して成り行きを見守る。
「捕まえた。」「よっしゃ~!!入れろ入れろ。バケツバケツ!!」今度は、逃げられては大変と、大騒ぎ。やっとの事で水槽に納まったカニ・・。うっとりとながめる、沢山の目・・。
川遊びの準備をして下さった、深坂の森の「あっちゃん」から、カニの持ち方を教えてもらいます。傍にいた、年少の女の子も、触れるはずなんか無い!こわい!と遠巻きに見ていましたが、やってみたら、あらら、持てちゃった!!満面の笑み。そして、それは、自信の笑みに変わりました。いい経験をしたね。
お昼ごはんの合図の笛の音がすると、「せんせい、このままにしとってもいい?」
「ぜったいに、おいとってよ!!」と熱い視線。
「いけない」なんて言える雰囲気ではありません。
なんだろう?と川に目をやると、
無数のザルが川幅いっぱいに、てんこもり!! 思わず、「なんじゃ、こりゃ~」
聞けば、罠をしかけているとの事。
うん!!おもしろい!!なかなかやるな。お主たち。
と感心しながら、「いいよ。楽しみだね」と川を後にしました。
「あっちゃん」にも、その”しかけ”を、このままにしておいてよいかを訊ねると、「いいですよ」と快諾。直後に、ふとそのしかけに目をやり、その量に絶句!!
「これほどとは・・・」
そうです。それほどのザルの数でした。
おいしいお弁当の後、漁師たちが”しかけ”を確認・・・。
「・・・・・・・・・。」「????????????」
「なんで、とれんやったんかなあ??」 と
がっくり・・・。
残念だったね。
でも、その、「なんで?」は、大切な”ハテナ?”ですね!!
ザルの罠にかかった一番の収穫でしたね。