5月になると賛美するこのさんびか。♪神さまありがとう、お母さんをくださって♪と歌うわが子の さんびかを聞き、「なんて素敵なさんびかなのでしょう、私に感謝ではなく、私を生かしてくださって いる神さまに“ありがとう”と歌う子どもがいとおしくて」と話してくださったお母さんがいました。
4月からの子どもたちの一日一日の歩みを思う時 、おうちの方のどれほど大きな愛と支えが背後にあ ったかを私たち教職員は教えられました。安心して送り出してくださることで、お母さんから 離れ泣い ていた子どもたちが、担任に身を委ねてくるようになりました。バスに一人で乗れるようになった子ど もが、園に着くと自分のクラスへ向かってまっすぐにかけていく後ろ姿。自分の経験と重ねてなのか自 然に小さなお友だちをそっと優しく見守っているお兄さん、お姉さんたちの微笑ましい姿。
何より子どもたちは、神さまに愛され守られていることを知っています。「神さま、だいすきなお母 さんをありがとう」と心から賛美する子どもたちの声が響きわたる5月となることでしょう。(副園長)