見て学ぶ。

年少(すみれ組)の子どもたち。ちゃぼ小屋の下のほうに何かをみつけた様子。

楽しそうにみんなで見ています。

入園して3か月経ちました。「ともだち」の存在を少しずつ意識し、遊びを通してその関係性をひろげていきます。

園庭あそびは大好きなあそびのひとつ。発見がいっぱい。

年中(もも)組の子が遊具の登り棒から降りてくる姿をみてこの表情。

「すごいことができるんだな」とでも思っているのでしょうか。来年にはきっとできているのでしょうね。

「見て学ぶ」ことが多いこの時期。

たくさんの事に刺激を受け、自分の身体を使って「やってみよう」とします。

あるとき崖の上を一人で歩いていたNくん。

初めは崖に上がるのも怖かったのですが、この余裕の足取り!

黙ってもくもくと進みます。

進んだ先には木が生い茂った森があります。

森はまだ一人で行ったことがないような気がしていた先生は心配になりますが、その姿がを追っていくと・・・。

あれ?森に入っている。帽子が木にひっかかって脱げたのか、帽子を被りなおしている様子。

すごい。自分で整えて、再び出発。

木の枝があるから身体をしゃがませて。

すべりそうになったら木の枝につかまって。

通りすぎていくその足取りは力強さを感じます。

先月、先生はNくんとこの森を歩いたのですが、後ろでおそるおそる歩いて、最後まで歩けなかったのです。「こわい。できない」と言っていました。

あら?もうすぐゴールの出口ですよ。

姿がみえてきた。

 

ゴール!

恥ずかしそうに。

でもとっても満足した表情のNくん。

幼稚園でみんなと過ごす中で、育つ大切なもの。

心が動くと身体が動く!

年少組はたくさんの経験を積んでいます。成功や失敗は関係なく、「やってみよう」という思いを大切にしています。

 

 

あれ?また何かを見てる。何かまた始まる予感。