「せんせい!見つけたよ~!」と、園庭でせみの抜け殻を見つけた
年中の女の子たち。
せみの鳴き声も少しずつ聞こえてきています。
今はまだ小さいその鳴き声も、これからどんどん
仲間が増えてきて、大きな鳴き声になるのかなあ。
とてもわくわくしますね。
園庭でお花を見ていたYくん。
Yくんは、いつも園庭の花や生き物を見つめています。
歩いていると、木の近くに、せみの羽が落ちていました。
「これなあに?」
「これはせみの羽だよ!」
と先生が伝えると、
「じゃあ、せみさんは、ぱたぱたって、飛べなくなっちゃうね・・・」
せみの羽を見つめながら、命の大切さ、尊さ・・・その小さな心で、たくさんのことを感じているYくんでした。
幼稚園には、カブトムシもいます。
長い長い間、土の中にもぐり、たくさんの土を食べ、
さなぎになり、皮を脱いで、ようやくカブトムシになって、
出てきてくれました。
子どもたちも、カブトムシが大好き!
「ねえねえ、絵本で見てみようよ!」
と、早速カブトムシの図鑑を手にしたYくん。図鑑の解説を見ながら、手に乗せたり、観察したり、とても興味深そうに見ています。
ちょっと、手に乗せるには、ドキドキするかも?という子には、
「ここの小さいつのを持ってあげたらいいんだよ!」と、
周りの友だちが教えてくれていました。
そして、たくさん見て、触った後は、
「あまり触ったら、弱っちゃうよね」
と、きちんとお家に戻してあげていました。
本日、幼稚園では、1学期の終業礼拝を迎えました。
本格的に幼稚園が再開したのは6月でした。およそ2か月の時を子どもたちは、友だちや先生と一緒に、溢れる自然の中で元気いっぱいに過ごしました。
神さまが造られたこの世界で、これからどんな出会いがあるのでしょうか。
「今日を喜び祝い、喜び踊ろう」 詩編118:24