お部屋で遊んでいる時…ふと耳をすますと聞こえてくるのは、さくら組(年長)さんから聞こえてくる降誕劇の歌。
もも組(年中)さんは、降誕劇の練習を見に行くことが大好きでした。
ステージで頑張るさくら組さんの姿が、とても印象に残ったのでしょう。
「先生、今日は見に行かないの?」
「見に行きたいなぁ」
そんなリクエストに急遽答えた日もありました。
見に行ったあとには、必ず…
「わたし、天使がいいなぁ」
「わたしは宿屋さん!」
そんな会話があちこちで聞こえてきます。
トントントン!宿屋さん。
どうか一晩泊めてください♪
宿屋さんの部分をお友だちの名前に変えて歌ってみたり…とても楽しそう。
自然と歌を口ずさむことも多くなり、
室内遊びをしながら、手を洗いながら、
降園準備をしながらみんなで歌い始めます。
気がつけば、大合唱なんてこともありました。
それと同時にイエス様のお生まれになったお話、そしてクリスマスの本当の意味を知ることができました。
頑張るさくら組さんの姿を見て、大きく心を動かされた瞬間でした。
クリスマス礼拝では、ひとりひとりにさくら組さんの思いがしっかりと伝わりましたね。
来年、年長さんになるもも組さんの心にも…
深く届いたようでした。
クリスマス礼拝翌日…
降誕劇の歌を先生が弾きはじめると
振りも歌もバッチリ!
もも組で、降誕劇が始まりました。
セリフまで覚えていることに驚いてしまいました。
「もろびとこぞりて」までしっかり歌いきると、
「まだまだ歌いたぁい!」
「まだしたぁい!!」
「早くさくらさんになりたぁい!!!」
年長になることがとっても楽しみなもも組さんなのでした。