心地よい秋風の中、
砂場で子どもたちが穴を掘り水を流し、山を作り、夢中で遊んでいます。
子どもの数だけ、イメージや思いがあります。
それを、活き活きと伝え合いながら、譲り合ったり、譲れなかったり・・・
口げんかしたり、知らんぷりしたり・・・
色々あっても、やっぱり、そこに友だちがてくれるから、自分の中のイメージがどんどんその刺激で引き出されていきます。
仲良く遊んでいるように見えても、会話を聞いていると、静かに、けんかしていたり・・・
喧嘩も、仲良しも、どっちも、友だちがいてくれるからこそできる、大切な心の経験ですね。どちらも必要で、尊い時間です。
ふと一人で、何かに気付き、試し、楽しむ時間も素敵です。
試行錯誤しながら、子どもたちは、始めイメージしたものを超えたところに到着します。
そして、子どもたちの遊びの中には、いつだって物語があります。
自分の物語を語りながら、友だちの物語と結び付け、共感し、遊びが膨らんでいく楽しさを共有します。
そうして創り上げていく子どもの世界は、じっくりと、ゆっくりと力強く、そして、広い世界です。
出来上がったものを、みんなで、太鼓橋の上に上り、眺めていました。上から観たらどう見えるのだろう?と感じたその感性もとっても素敵です!!
「うわ!なんか恐竜みたいな形やね。こっちが頭でから・・・」
「うん!!ほんと、ほんと」
なんて興奮しながら友だちと言い合っていました。
こんな時間も楽しいですよね。
夢中で遊んだ後は・・・
泥んこの靴がずら~り♪
楽しかったね!!
お迎えのお母さんが、この靴を見て、すぐに、
「うわ~♪楽しかったね」と言ってくださったことに、心がほっこりしました。
いつも、キレイに洗って下さって、ありがとうございます。
子ども時代、泥んこになり、友だちと、仲良くケンカしながら過ごした、宝物のような 時間・・・
子どもたちの歩みの中に、優しく灯りを灯してくれる事でしょう。