下関警察署より「春の全国交通安全運動出発式」に年長の子どもたちが招かれました。
「ありがとうの花」と、讃美歌「きみは愛されるため生まれた」を歌いました。
このことが決まってからは、おまわりさんの仕事について話をし、私たちが安心して暮らせるように守って下さっていることや、交通事故の怖さや悲しさについて先生から話を聞き、祈りました。
ただ、歌を歌いに行くのではなく、心を込めて歌い、おまわりさんや周りの方々へ歌を通して、癒しや勇気を与えることができるようにと歌の練習をしました。
私たちにできること・・・
神さまのご用のために、用いられたことに喜びや感謝を感じ・・・
そして、幼稚園の代表として、「年長さん」としての初めての役割です。
緊張の中、舞台の上で、たくさんの、おまわりさんや、大人の方々の前で心を込めて歌い、出発式では、手を振りながら、自分たちのことばが自然にこぼれました。
その姿に、何をするためにここに自分たちがいるのか、理解していたのだと嬉しく思いました。
ただ、パトカーや白バイを観にきたのではなく、この方々に勇気や、神さまに愛されている大切な自分なのだということを伝えたい!そして、それが、心のエネルギーになり、頑張って欲しい・・・そう思ってここにいること。
がんばってね!
気をつけてね!
ごくろうさま!
いってらっしゃい!
ありがとう!
その後、みんなで歩いて警察署へ移動しました。
交通事故により、わずか4歳で命を失った男の子が、生前に育てていたヒマワリの種を植え、交通安全と、命の大切さを訴えていく「ひまわりの絆プロジェクト」
その悲しい出来事を繰り返さないようにとの祈りを込めて、花壇に種を植えました。
その後、実際の横断歩道で、渡り方の指導をしてくださいました。
本物の力・・・。子どもたちは園庭に引いた横断歩道での練習とは全く違い、真剣な表情でしっかりと手を挙げて渡りました。きっと、おまわりさんたちの、私たちを交通事故から守りたい!という思いも伝わっていたのでしょう。
(この日以来、手を挙げることがとても上手になり、まっすぐにスックと挙がっています。)
子どもたちは、交通安全の大切さや、自分たちにできる事を感じたようです。
この日学んだ事、感じた事を周りのみんなにも伝えていきたいと思います。
このような熱心な指導を通して、私たちは、色々な方々に助けていただきながら、安全に暮らしていけるのだと改めて感じ、感謝の気持ちで心が温かくなりました。
私たちにも、誰かのためにできる事がある。それは、大きな自信や、喜びになったようで、またひとつ、年長さんとしての自覚が芽生えたようです。本当に、頼もしく感じました!!また、子どもたちの可能性や、伸びしろを心から感じ喜びの大きい一日になりました。ありがとう!!
幼稚園に戻った子どもたちは、年中さんや、年少さん、先生たちから、「おかえり~おつかれさま~」と温かく迎えられ、緊張から解き放たれ、子どもたちは、清々しい表情で、園庭に駆けだし、思い切り遊んでいました。
~讃美歌「きみは愛されるため生まれた」~
きみは愛されるため生まれた きみの人生は愛で満ちている
きみは愛されるため生まれた きみの生涯は愛で満ちている
永遠の神の愛はわれらの出会いの中で実を結ぶ
きみの存在がわたしには どれほど大きなよろこびでしょう
きみは愛されるため生まれた 今もその愛 受けている
きみは愛されるため生まれた 今もその愛 受けている
神さまに愛されている、尊い「わたし」だということが 子どもたちの賛美を耳にした方々の心に届いていますように・・・