木登り

園庭の隅には木のすべり台を囲むように大木が3本枝を広げている。

子どもたちはその木に登ることを楽しんでいる。

その幹は太くしっかりしており、また大きく優しく子どもたちを包みこむようだ。

たくましく枝を広げる大木に身を委ね、枝から枝へわたり歩き、自分が落ち着く

場所を見つけ、しばらくそこに座っている。

ひとりでじっと何かを感じている子もいれば、友だちと並んで座り話こむ子もいる。ない景色を楽しんでいる子もいる。

「何がみえるの?」

「空だけがみえるよ」

 

「何がみえるの?」

「Mちゃんのおうち!あとゆめマート!」

内木場0218-2

内木場0218-1

 

内木場0218-3

   内木場0218-4

 

 

登ってみないとわからない世界がそこにあるようだ。