練習がスタートし、1週間とちょっとでリハーサル。そしてその次の週には、礼拝当日を迎えるというスケジュールの中で、子どもたちはそのお話を理解し、表現していくという事を頑張りました。
ひとりひとりがその役の大切さを感じ、その役になり、その言葉を伝えていく。
簡単そうではありますが、とても難しい。実際にやってみて、そう感じることがたくさんありました。
少しの時間を見つけては、ホールへ行き、セリフや歌。
そして立つ位置などの確認。
このセリフはどんな意味を持つのかな?誰に向かって言うのかな?など細かい部分まで、子どもとたちと確認し、少しずつ少しずつ、前に進んでいきました。
リハーサル前のある日。
うまくいかない日がありました。何をやっても、頑張っても、みんなの声が小さかったり、気持ちが進んでいない時がありました。
そんな時に先生の気持ちをみんなに伝えました。
「みんなはできる」「必ずできる」「みんなには人に伝えるという役割がある」という事を。
神さまから選ばれたその役を、なりたいと思った役を、大切に思ってほしい。
子どもたちは次の練習から、見事に力を発揮し、今年のさくら組の「降誕劇」ができてきました。本当に、見えない力を見た気がしました。
神さまに守られて輝き出した子どもたち。
その輝きは更に増し、当日に見事な光を見せてくれました。
今回はひつじの役や、らくだの役。このクラスで考え、加わった役がありました。
そのために新しい曲も加え、みんなの思いが集まり、クリスマス礼拝の日を迎えられた事に感謝いたします。
礼拝当日の朝
「おっはよー」と、いつもの元気なこどもたち。
クラスのアドベントカレンダー。この日を心待ちにしてきました。
てっぺんまできました!「わーい!」と、大喜び。
「おはようございまーす!」と大きな声でごあいさつ。
実はこのあと、体操をして、緊張をほぐしました(笑)
さあ。着替えましょう。
役ごとにまとまって、子ども同士が協力して着替えます。
ファスナー・ホック・被り物など、みんなで助け合って・・・・。
先生がお手伝いするところは、ほとんどないくらいに。
みんなサッサと着替えてしますのです。すごいすごい。やる気が満ちています。
着替えた後、それぞれに楽しそうに礼拝の時を待っています。
役のお友だちで、また、絆が深まってきました。
緊張するけれど、みんながいるから大丈夫。
いまからホールへ行くぞ~!!「おー!」
「みんなにやさしいさくらぐみ」と大声で言いながらみんなで写真をとりました。
さあ、始まります。みんなの笑顔とともに。