~ 父なる神は農夫である ~

さわやかな青空が広がり、とても気持ちのよい日が続いています。子どもたちは、園庭で秋の自然に囲まれながら、元気一杯に遊んでいます。自然に触れ合う中で、探求心や好奇心がくすぐられ、たくさんの発見をし、自分で遊びを創り出していきます。遊びを通して創造主の愛を知り、様々な体験や友だちとの関わりの中で多くのことを学んでいくことでしょう。

さて、今月の聖句は、「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である。」 (ヨハネよる福音書2章10節)です。このぶどうの木のたとえは、主イエスと私たちの関係をイメージ豊かなたとえによって語っていますが、実はこのたとえ話は、主イエスがぶどうの木であり、私たちが枝であるということよりも先に、主イエスがぶどうの木であり、父なる神が農夫であるということを強調しています。主イエスと私たち人間との関係より先に、主イエスと父なる神との関係を見つめているのです。ぶどうの枝はもちろんのこと、ぶどうの木全体を植え、養い、育てておられる神様の働きを忘れてはなりません。ぶどう園を管理する農夫である父なる神に植えられた木がイエス様なのです。だからこそ、その木に結びついている枝である園児たちと私たちは、真の命の源である神様からの救いをいただき、養われて行くのです。
秋は天気が変わりやすく、一日のうちでも朝晩の温度差が大きい為、体調をくずしやすくなってきますが、生活リズムを整えて元気に登園していただければと思います。
                           (園長 李 光 赫)