年少の子どもたちが幼稚園に入園してから3ヶ月足らずが経ちました。
子どもたちは「ようちえん」が毎日来るところであること、
お母さんとは、どうやら一緒に「ようちえん」では過ごさないこと、
友だちとは、少ない玩具は譲り合って<かわりばんこ>で使うこと・・・いやだけど、そうして遊ぶと、けんかにならないこと、
おなかがぺっこぺこで、すぐにでも食べたいのに、みんなで揃ってお祈りするまで自分だけでは食べちゃダメなこと・・・そっと、ふりかけだけ指につけてぺろり・・・ってしたのが先生にばれていたとは気付いてないけど・・・ふふふ)
友だちに「だいすきだよ」って言われたら、もう、心がくすぐったくって、嬉しくって顔がくしゃくしゃになってしまうこと、
転んで、すりむいた手の平が痛いとき、けんかして心が痛いとき、友だちが走ってきて「だいじょうぶ!!!???いたかったね!!!」ってその痛みに寄り添ってくれるとき、痛みが軽くなること、
走る自分の横に一緒に走る友だちがいるって、なんだかとってもうれしいこと、
お弁当の時間に、お母さんの作ってくださったお弁当を食べるときに、
「お母さんの愛」に出会えること、
子どもたちは、数え切れないくらいたくさんの事を感じてきました。
大切でかけがえのない「こころ」の経験。
同じクラス、同じ友だち、同じ先生・・・
でも、同じ「日」なんて一日も無くて・・・毎日新しい、大切で特別な「今日」を過ごしています。
泣いたり笑ったり、「こころ」を動かしながら、自分の足ですっくりと立ち、幼稚園で生きています。
毎日、神さまに、自分のこと、友だちのこと、おうちの方のこと、軒下のツバメのことなど、神さまにお祈りし、友だちと一緒に讃美歌を賛美することが楽しくなり、喜んで過ごしている子どもたちの姿があります。
そのことが、嬉しくて、尊くて、神さまから、一人ひとりがその子にしかない賜物を与えてくださっている事を心から感じ、感謝しながら、子どもたちと過ごしています。
子どもたち自身にも、自分に与えられたその力に気付いて欲しいと思います。
そして、目に見えないけれど大切なものに溢れている、この世の中に気付いて欲しいと思います。