年長クラスの卒園礼拝を数日後に控えた、今年度最後の合同礼拝の日、卒園する「さくら組」のお友だちと在園児の皆が、それぞれ、相手を思いながら作った、手作りのプレゼントを交換する時を過ごしました。
「今までありがとう。元気でね」
「ありがとう」
笑顔でことばを交わしながら丁寧に手渡します。
手渡されたプレゼントを嬉しそうに友だちと見せ合う、温かい時間が流れました。
最高の笑顔がこぼれます♪
そして、みんなの大好きな讃美歌「歩こうイエスの道を」を声を合わせて讃美しました。
「♪あるときは ひとりで、あるときはふたりで、あるときは みんなで~」と肩を組み、讃美すると楽しい気持ちになってきます。
隣に一緒に讃美する仲間がいる幸せ・・・心に染みるひと時を与えられました。
ホールに子どもたちの笑顔と讃美歌の歌声が響き、そこに確かに神さまがおられ、喜んでその子どもたちの姿をみておられる事を感じる時間でした。
寂しいけど、嬉しい・・・そんな不思議な心を経験した子どもたちでした。
最後は先生たち全員に、さくら組(年長)のお友だちからのメッセージと、手作りプレゼントが贈られました。
温かく、個性的な絵と一生懸命に書かれた文字・・・
あっちを向いたり、こっちを向いたりしていて愛らしい文字。書いてくれている ときの姿を思い浮かべると心が震えます♪
たくさんの準備をしてくれた子どもたち・・
そこにはいない他者を心に住まわせ、
思いを馳せる豊かな時間を経験したのですね。
ありがとう。
この日の心の記憶を、いつの日か懐かしく思い出すときがあるのでしょうか・・・その時にも、隣に一緒に喜び合える友がいますように・・・
この子たちは、3日後、巣立っていきます。