黄色いバスに、子どもたちが大好きな、運転手のNさん。
元気に乗り込んで来る子どもたちの明るい声。
いつも通りの光景が、この時期は特別・・・
年長のお友だちは、あと何回この「黄色いバス」に乗るのでしょうか・・・
自然と大好きな、運転手のNさんの傍に座ります。
寒い日も、風が強い日も、暑い日も、雨の日も、お母さんに叱られた朝も・・・
この窓からの景色を眺めながら、幼稚園への道のりを過ごしました。
「空がきれい」「雨がすごいね」「あ、ゆき!!!」「お花が咲いたね」
「新しいお店ができたんだね」「このまえ、おかあさんと、ここ通った」
子どもたちから出るたくさんの ことばと出会い、楽しいときを過ごしました。
ある日「このバス、こんなにちいさかったっけ?」
Dくんが言いました。
「膝が当たってまっすぐにできない!!」そう困った顔で言うDくんの目は、笑っています。
また別の日に、Mくんが、「なんだか、このバス、ちいさくなったね」
それを受けて、「この前Dくんもそれいってたよ」と他のお友だちが答えます。
「バスが小さくなったんじゃあないよ。あなたたちが大きくなったんだよ。」
先生のその言葉に、くすくす くすくす 笑っています。
大きくなるって嬉しいね♪
「みんなの背中に、新しいランドセルが見えるよ」って言ったら、
「えええ!!どこにあるん?いま、家やし~」そう無邪気に笑いあう、この時間がかけがえのない、今だけの宝物の時間だという事を先生は知っています。
どうぞ、大きく羽ばたいて、あなたらしく自信を持って輝いて生きてね!!!
残りの一日一日を大切に楽しみましょう♪