子どもたちが頭を寄せ合っている・・・幼稚園でよく見かける素敵な光景です。
その姿に出会うとわくわくします。
何が あなたたちをそんなに夢中にさせているの?
休日に友だちが近くの池で釣って、幼稚園に持って来てくれたザリガニです。
じっくりじっくり観察し、手で触れてみます。
図鑑や虫めがねも持って来て研究中♪好奇心が止まりません♪
「持てた!!!」ハサミがこわくて指で突く事が精いっぱいだったのに・・・
自信で顔が輝いています。
昨日は出来なかったことが、今日はできるようになります。
チャレンジの先にある失敗や成功を体験していく子どもたち。
チャレンジしていく意欲は、周りの友だちや、動植物や自然物など、子どもたちを取り巻く環境が引き出してくれます。だから、子どもたちには、多様な環境の中で過ごして欲しいですね。
こちらは?なんだと思いますか?珍しい場面に出会いましたよ。
蜘蛛が幼虫を捕食しているところでした。
子どもたちは、じっとその場面に見入っていました。
「幼虫がかわいそう・・・」そんな呟きもありました。
幼虫サイドから見ると、確かにかわいそう。でも、蜘蛛サイドから見ると、食事にありつけてよかったね・・・
生きるってそういうことなんですね。私たちの命は他の命に支えられていている。
じっとだまってその姿を見つめていました。
すべり台から、「がんばれ、がんばれ!!」のエールが聞こえてきます。
一体、誰の応援をしているのでしょうか?
それは・・・
ありんこでした♪
一生懸命に登るのですが、しばらくすると、傾斜に負けて滑り落ちてしまいます。
何度も繰り返しているそのけなげな姿に気付いた子どもが、ありんこのお尻を指で少し押したりして手助けしていたようです。
その姿に気付いた子どもがやってきて、「がんばれ、がんばれ」の大合唱です。
優しさの連鎖・・・
子どもたちは柔らかい心からアンテナを張り巡らして、あらゆる事象を感じ取り、心に留めています。
その世界に触れる距離にいられることに、喜びと感謝の日々です。
ありがとう。
これからも、頭を寄せ合う、その真ん中を覗かせてね♪