運動会が終わり、ひと月が経とうとしています。
運動会を初めて経験した年少さんは、おうちの方にたくさん褒めてもらったのでしょう。
それが、自信に繋がったようで、運動会後、ますます活発に元気一杯に、友だちと一緒に遊んでいます。自信が持てるようになると、安心感も生まれ、自分に集中できるようになり、心が開かれていくようで、その表情はやわらかくのびのびとしています。
年中さんは、思い切り身体を使って遊んだり、チャレンジする意欲が増し、勝ち負けへのこだわりも出てきました。集団遊びの楽しさも味わっています。仲間意識も高まり、自然発生的な集団遊びもた度々みられるようになりました。
年長さんは、毎年、幼稚園のプログラムのトリを務める、「竹馬行進」があります。1年間、或るいは、子どもによっては、それ以上も前から取り組んできた竹馬の披露がありました。
行進したり、自分で決めた技をしたりします。
片足けんけん・スキップ・ジャンプ・サッカー・じゃんけん・デコボコ歩き・バツ歩き・大股歩き・足踏み・回る・・・など自分で決めた技を一生懸命、真ん中に出て披露し、沢山の温かい拍手を頂きました。
紅白リレーも年長さんならではの迫力でした。
パラバルーンも膨らんだり広がったり、気持ちを合わせて、大成功でした。
ますます、幼稚園で自分たちが1番大きいという自覚がついてきたようで、運動会後は、小さなお友だちへ配慮しながら一緒に遊んだり、遠足では、焼き芋の準備を、1時間もかけてしてくれたりと大活躍です。
この時期は、一歳の成長の差が大きいですね。しっかりと、今年しか観ることが出来ない姿を心に焼き付けておきたいですね。
来賓の方々にもお手伝いしていただいて、「小さいお友だち」のかけっこを行ないました。大好きなお母さんに抱っこして貰って走ったり、手をつないで走ったり、一人で力強く走ったりと可愛らしい姿でみんなの心が、ほっとする時間でした。
こひつじグループのお友だちが園庭でかけっこの練習をしていた時、黄色い帽子のもも(年中)組の子どもたちが一緒に伴走してくれました!
本番では、練習の成果が出ていましたね!
卒園児の「パンくい競争」では、懐かしい顔が並びました。しかし、丁度、歯が生え変わる時期の、低学年のお友だちには不利でした。なんせ、くわえたくても、前歯が無いのですから(笑)それでも、顔の向きを変えて奥歯を使ったりと工夫して頑張っていました。
おじいちゃん、おばあちゃんの玉入れも、一緒に子どもたちと玉の数を数えたりして楽しみました。
子どもたちもやってみたくなり、運動会の後に、全園児で玉入れ遊びをして楽しみました。
運動会の最後は会場のみんなで輪になって、幼稚園で週に三回楽しんでいる英語の「Make a circle」で楽しく踊り、閉会礼拝で園長先生のお祈り、そして、年長さん全員で最後の挨拶、お礼の後、楽しかった運動会は幕を下ろしました。
当日までの歩みの中に、子どもたちの内面の育ちがありました。
大きな行事に取り組むときには、この歩みと、そして、当日の頑張りが、行事の後に繋がっていきます。観ていただけるのは、当日だけですが、そこに前後があることが大変意味深いと思います。そこを大切にしていきたいです。
沢山の方々の温かい応援や眼差しの中で子どもたちは本当に嬉しそうでした。
運動会の前から当日まで、ご準備、お手伝いをして下さった係りのお母様方、 当日、早朝からテント張りなどのお手伝いをして下さった、お父様やお母様。
幼稚園が、住宅地の中にあって、いつも、温かいご理解をして下さる近隣の方々・・・
こうして様々な方々の、ご協力やご理解に支えられていることに感謝致します。
ありがとうございました。
そして・・・子どもたち・・・
本当によく頑張ったね。
たくさんの感動をありがとう。