祈り、祈られ…

「かみさま、その人がいやだいやだって言ってます。いいよ!っていう気持ちにしてください」

と、さくら(年長)の部屋に聖書を抱えて来ていたMちゃんは、大きなお兄ちゃんのために祈りました。

 

これまでも、Mちゃんがいろいろなひとのために祈ってくれている姿を見ました。小さな心のアンテナをいつも張って、困った人や病気の先生のために祈っていました。

 

ところが、今日はどうしたのでしょう?!

Mちゃんが廊下で大泣きです。

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「どうしたの?大丈夫?泣かなくていいよ」とNお姉ちゃんが心配そうに近づきました。

園庭でママと弟のYくんを見かけ、寂しくなったそう…。

「かみさま、Mちゃんが”ママとずっと一緒がいい”って泣いています。Mちゃんはママが大好きです。どうぞMちゃんが寂しくないようにそばにいてください。」

とNちゃんと三人で祈りました。

 

こんな時もあるよね。泣いてもいいんだよ!

祈りでお友だちを祝福する人は、さらに豊かに祈られる人になるのですね。

 

「喜ぶ人とともに喜び、泣く人と共にな来なさい。」

(ローマの信徒への手紙12章15節)