~ 人は死んだらどうなるのか?聖書の教えから ~
聖書には、神の御国として「天国」のことが書かれています。神によって造られた新しい都エルサレムと、あります。もちろん、現在のイスラエルのエルサレムとはちがいます。天国は義なる神が支配する喜びと、祝福に満ちた永遠の住まいです。救われた人は、神と共に永遠に生きるのです。また、この地上でも神様との対話である「祈り」と聖書の「み言葉」を通して、創造主なる神と交わり、神の豊かな愛と恵みを受け取り、罪の重荷から解放され、神とともに、新しい歩みを始めることができます。さらに、聖書には、死後神の前に立ち裁判を受け、その行いによって裁かれるとあります。有罪と定められた人は、永遠の裁きに入ります。死後の裁きについて詳細には書かれていませんが、火と硫黄の燃える永遠の苦しみの場所であることがわかります。しかも、聖書によると、全ての人が罪人とあります。本来、全ての人が永遠の裁きを受ける運命にあったのです。
人は死後裁きを受けなければなりません。しかし、神の御子であったキリストは、全ての人の身代りに、全ての罪を背負い、十字架の上で死んでくださいました。これは、罪のある人では他の人の罪を「贖う(買い戻すの意味)」ことはできません。この世の支配下にない、神から遣わされた、罪のない神の子キリストでなくては、なしえないことなのです。
この素晴らしい救いを自分のものとするためには、聖書にあるように、自分の罪を認め、十字架と復活を信じ、キリストを救い主と認め告白する時に救われます。救いのために、お金の支払いや、なにか良い行いをする必要はありません。聖書には、キリストと共に十字架刑になった囚人が処刑の場でキリストを信じ、天国へ入りました。彼はただ、イエスをキリストと信じただけだったのです。