「せんせい、クッキーどうぞ♪」
かわいい手の平にちょこんと乗せられていたのは、美味しそうなクッキー!!
「ありがとう。もぐもぐ♪こりゃ~おいし~」早速ぺろりと食べると、
「まだいる?こっち来て♪お店しよるけえ」
かわいいお誘いに足を運んでみると・・・
クッキー屋さんが開店準備中でした。
見よ!!この真剣な姿!!腰が入っています。
それにしても、この形に、この固さ・・・。一体どうやって!?
ここだ~!!!鉄棒の下に敷いている、衝撃吸収マット!!
ここをめくると・・・一昨日降った雨の水分と、その後の晴天で、丁度いい感じに固まっていたのですね。
強く持ちすぎると崩れてしまう、弱すぎると地面から離れない・・・
失敗しながら、絶妙な力加減を体得していく子どもたちの集中力!!
葉っぱのお金をにぎりしめ、呑気に「クッキー屋さん」を訪れた私は、
このクッキーは、この努力の賜物だったのだと知り、色つきのナンキンハゼと、石ころのお金をそっと追加し、ちょっと気取って、
「この素晴らしいクッキーいただけるかしら?」と注文したのでした。
しかし、よく見つけたね~。
アンテナを張り巡らしている子どもの視点は地面から空まで、いやいや、もっともっとキャッチするのでした♪
ごちそうさま!おいしゅうございました。おほほほほ・・・