朝、一番にお仕度の終わった年少児のWちゃんが
「Aせんせいは、Hくん(お兄ちゃん)のことが大好きなんよね!」
と、確信したように言ってきました。
「このせんせいは、自分の大好きなお兄ちゃんを大切に思っている、もちろん自分のことも!」
そうです!私はHくんも、そしてWちゃんのことも大好きです。
しかし、ここまではっきりとした確信…
自分や自分の大切に思っている人が誰かに愛されているという確信を私たちは持っているでしょうか?
私は嬉しくも、”愛されているんだ”と微塵も疑わず、そのことばを届けてくれた
Wちゃんのことばが頭から離れませんでした。
折しも、その日は保護者のみなさまへ向けた『クリスマス講演会』
4月まで在園していたEちゃんのママとパパ
KAORUさんとCHANGさんが「ひとり子を与えるって?」と題してクリスマスのメッセージをしてくださいました。
♪君は愛されるため生まれた
KAORUさんの落ち着いたさんびの声と、やわらかなCHANGさんのギター♪
光のさす ステンドグラスの下で やさしく心に 届きまます。
お二人の目線は、今現在子育てをしている保護者のお一人おひとりへ注がれ、
講師というより、親として、一人の女性として友のように、すぐそばで「あなたは愛されるために生まれてきたのですよ」と語ってくださいました。
(イエスさまが群衆や幼子たちに語られた時も、このようなスタイルだったんですよ)
また、KAORUさんは、ご自分が神さまから示された『殺すなかれ』という罪についてもお話しされました。
ことばで、そして心の内で”人を殺す”こともあるのだと…。
愛したくても愛せない、自分さえも愛せない
そんな私たちを、神さまはすでにご存じで、ゆるされていること
イエスさまが、この世へ来てくださり、わたしたちの罪をあがなって、十字架上で死んでくださったこと
わたしたちは 完全な愛で 自分も 人をも愛することはできませんが、
そんなわたしたちを 神さまは
高価で尊い一人一人として愛してくださっていること
『愛されるため生まれてきた』ことが明確に伝わりました。
私の中で、朝のWちゃんのことばと、KAORUさんのメッセージがつながりました。
神さまからの”愛しているよ”というささやき
「神さまはわたしのこと愛してくださっている。ありがとうございます」と素直に受けて、神さまからの愛に応えられますようにと祈りました。
KAORUさんのお話は、お母さんたちの心へ染み渡るように届きましたが、
その日は、CHANGさんの発する声を一声も聞いておらず、マイクを向けましたら…
飛び出す、飛び出す…夫婦の話、子育ての話、バイリンガル家族の話…
次回は、CHANGさんのお話を伺わせてもらいましょう(*^_^*)
二人の掛け合いもおもしろく…
最後にもう一度、Yさんの手話付きで、♪君は愛されるためうまれた♪ ♪もうひとつの実を望まれ♪を、みなさんで賛美しました。
<お母さんたちの感想>
*同じ母親としての目線で、堅苦しくなくわかりやすいお話しだった。
*「ことばで殺す」が自分も日常的に子どもへ向けられていて考えさせられた。
*ご夫妻の教育方針を聞き自分の在り方を問われた。
かわいいおともだちも一緒でした!
おかお、ひょっこりAちゃん ぐっすり母の胸で眠っていたKくん