まだまだ暑いですが、少しずつ朝夕が涼しくなり、秋の訪れを感じる季節となります。楽しかった水遊びが終わり、これからは秋の運動会への取り組みへと移行していきます。個々のペースに合わせて、楽しく活動できるようにすすめていければと思っています。
さて、今月の聖句は、「平和な人には未来がある」(詩篇37篇37節)です。
「未来は今、あなたの目の前に開けている…」
これは、新入社員や新入生たちによく贈られる決まり文句です。
確かに、情熱をもって人生に立ち向かい、未来をつかみ取る人たちもこの世には存在します。しかし、皆に同じようにそんなことが起こるわけではありません。多くの人たちは、自分が幸せになれない理由を延々と挙げながら、劣等感と無力感に浸かっています。あるいは、いつか訪れるはずの幸せを漫然と待ち続いています。
あいにく、その「いつか」がやって来ることは決してありません。私たちには「今日」しかないのです。過去をどうすることもできませんし、未来に何が待っているかもわかりません。しかし、今を全力で生き抜くことはできます。過去に何があったにしろ、今日という日は新しい一日です。
イエス・キリストは一日が訪れるたびに、何か新しいことをあなたの人生にもたらしたいと思っておられます。聖書にはこうあります。「だれも悪をもって悪に報いないように心がけ、お互いに、またみんなに対して、いつも善を追い求めなさい。」(テサロ ニケの信徒への手紙Ⅰ5章15節)です。このなかで「…追い求めなさい。」という言葉が使われていることに注目してください。
つまり、私たちは自分から動かなくてはいけません。自らが進んで、よい行いをすべきなのです。平和な人は未来があります。他人にどう接するかで、どれくらい神の祝福を受けられるかが決まります。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。しっかり食べて、しっかり休んで、毎日元気に過ごせるといいですね。 (園長)