まだ、赤ちゃんのときの面影を残す、ふっくらとした、まぁるい「手」
その「手」で、自分の世界を表現し、なんだろう?に触れ、チャレンジし・・・
子どもたちは、自分をとりまく世界を手探りで、また、しっかりと、その手で掴みながら生きています。
まず触ってみて確かめ、触る事が怖くて手を引っ込め、友だちが触っているのを見て、安心して触れたり・・・。
年中さんは、今年5歳になります。5年分の今を積み重ねて今があります。
手をつなぐと、相手の温かさが伝わってきますね。
親子で手をつなぎ、ただいつもの道を歩くだけででも、なんだか幸せな気持ちになります。
ハンバーグを手でこね、おにぎりをにぎり・・・。それを、おいしそうに頬張る姿を見ているだけで、幸せを感じます。「手」は、「愛」を伝達します。
転んだとき、おなかが痛いとき、
「いたいのいたいの、とんでいけ~♪」と、お母さんが手を当てるだけで子どもの心の「いたいの」はとんでいきますね。「手当て」のたいせつさ・・。
これから、子どもたちが出会う、いろいろな命に、優しい、愛のある「手」を伸べられるような人でありますように・・・。そう心から願います・・・。
きっと、神さまは、その為に、私たちをこの形に創られたのでしょう。