こひつじグループの子どもたちが、いつも遊ぶ”ままごと遊び”のひとつをご紹介します。
今日は、お人形のお世話遊びについてお伝えします。
ままごとやごっこ遊びの前段階としてのお世話遊びですが、この時期に出会わせてあげたいのが、赤ちゃん人形です。
小さな子どもたちも、あふれるばかりの母性愛を持っています。
子どもたちは、自分がお母さんからしてもらっていることを、そっくりそのまま人形にしてあげます。
お母さんの真似をするということは、子どもにとって学習の第一歩でもあるそうです。
「お母さん、おんぶして」「いいよ」
赤ちゃん人形の”ちいちゃん”をおんぶして、幸せいっぱいのMちゃん、
お母さんもまた、幸せそうに見つめます。
子どもたちのいい表情を見ていると、お世話遊びは子どもの心の安定と深いかかわりがあるのだなあと思わされます。
こちらは…
双子を大事に抱えるRちゃん。登園すると真っ先にお人形を抱っこやおんぶして満たされます。
Tくんはベビーカーを整えていますね。男の子であろうと、お世話遊びで存分に遊びます。
どの子もお母さんから愛されて育てられていることを確認するかのように、ここで遊びます。
幼稚園では、片付けるときもベビーカーやお布団で寝かせてあげます。
お人形は、人格を持った一個の人間として、大切に扱ってあげるのです。
Sちゃんは今日もお布団に全員を寝かせてくれました。お胸をトントンして、やさしいお母さん。
ほら、本当のお母さんのようでしょう!