夢を抱いて!

あけましておめでとうございます!

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新しい希望の年をお迎えのことと思います。
今年はどんなことが待っているのでしょう!今からわくわくです!幼稚園からの年賀状、届いているでしょうか?

年賀状といえば、娘が小学校3年生だったでしょうか?たしか子年だったのでしょう。ネズミのバレリーナ―がピアノを弾きながら踊っているイラストを載せたことを記憶しています。その頃の娘は、ピアノとバレエが大好きな女の子でした。年賀状に「ピアノ弾きながら踊れるダンサーになりたい」と夢を描きました。

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当時、椅子を端に置き、ピアノの前で、片手で弾いては、くるっと回転したり、ジャンプしたり…楽しそうにレッスンしていました。とてもピアノの練習とは言い難い姿!

 

思い起こせば…

小さいときから、みんなと同じことをするのが苦手で、公園デビューしたときも、みんなが集う砂場でじっとしていられなくて、かなりの行動範囲で歩き回りました。そのため、私はママたちの井戸端会議にはなかなか参加できずに、よちよち歩き始めた娘の気の向くままに行くところへひたすら後を追っていきました。しかし、あてのない娘の進む先にはおもしろい発見がたくさんあり、私は結構、この”放浪癖”を一緒に楽しんでいたのです。

 

幼稚園の面接の際に、「子ども時代にいろいろな経験をさせたい」というご家庭の方針を語ってくださる声を聞く度に嬉しくなります。私たち夫婦も同様に、そのような思いを大切にして育ててきました。

 

しかし、子どもの好きなこと、夢を追っていることに心から喜んでいられたのは娘が何歳くらいまでだったでしょう。いつのころから、我が子の選択することをそのまま素直に受け入れられず意見したり、常識という枠にはめようとしたりしている自分がいました。子どもの好きなことを尊重し伸ばしてあげたいと願いながらも矛盾した私に、娘は精一杯抵抗しました。そんな時も経て、現在は、やはり自分の好きなことを仕事とすることができ、国内外を飛び回っています。

 

昨年、梅光学院幼稚園の子どもたちは森で遊ぶ体験を重ねることができました。森の中で解き放たれて遊ぶ子どもたちは、自分で行く道、遊びを選択しながら、生き生きしく輝いている姿に、私は子どもたちの持っている力の可能性をみることができました。

今年も”子どもたちが自ら切り拓いていこうとする力、夢を育んでいるか?”と自問しながら子どもたちと共にありたいと願っています。

どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。みなさまの一年が平和でありますようにと心からお祈りします。

『わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべての肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。』創世記6:15

 

(副園長)