ある朝の出来事・・・
Y君とD君が大泣きしながら、小さな折り紙をひっぱりあって大喧嘩(*_*)
「おれのだぁ~」「ぼくのぉ~」「いや、おれのだ!」
あまりの勢いに、実習に学びに来られていた学生さんも、手も口も出せずにお困りのご様子・・・
まあまあ・・・話を聞いてみよう・・・(´・ω・`)
手に握られたのは、赤い手裏剣。
この手裏剣は自分の物で、お互いに”相手が取ったんだ!”という思いをぶつけあっています。
いや、しかし・・・確かに「せんせ~作った!みて~!」とそれぞれ2人ともが、満面の笑みで自慢しに来ていたし・・・
お互いウソをついている様子もなく、大事な大事な宝物を必死で守っているのがヒシヒシと伝わってきて・・・う~ん??
周りのお友だちもハラハラと、心配そうにD君が持っている青い手裏剣を見て
「こっち(青)がD君で、赤いほうがY君のなんじゃぁない?」
などなど・・・
「両方、おれのだ!」と即答のD君・・・。
まあ、どこかに落ちてるかも、探してみようよ!と提案すると、お友だちも少しホッとして探すのを手伝ってくれました(*^_^*)
「あった~!」
箱の中に大切そうに置かれている赤い手裏剣を見つけ、とたんにみんなの表情が笑顔になりました。
「よかったね~(*^_^*)」
次の日の朝「せんせ~Y 君と同じ色の棒ください」
D君が、ちょっと照れながらやってきて、大事そうに棒を持って何かを作りに行きました。
そこへY君登場!「せんせ~見て~!」
どうやら2人は今日も仲良く、同じ作品を作っているようです(^-^)