そう遠くない未来のお話です。
みなさんは、このようなお話を聞いたことがありますか?
「今後10~20年程度で、アメリカの総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高い」(マイケル・A・オズボーン氏(オックスフォード大学准教授))
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」(キャシー・デビッドソン氏(ニューヨーク市立大学教授)の予測)
ちょっと、難しい言い回しですね。簡単に言うとこんなことでしょうか?
よく大人は、子どもにこんな問いかけをします。
「将来の夢は?」「将来何になりたい?」「大人になったら、どんなお仕事をしたい?」
子どもは色々な答えを返してくれます。テレビのキャラクターになりたがる子は多いですね。
中には、「パイロット」「電車の運転手」等の現実の職業を答えてくれる子もいます。
しかし、ひょっとしたら、彼らが大人になった時には、電車は無人で動いているかもしれません。SFの世界のように感じる方もいるかもしれませんが、今の科学の進歩の速度からすると、決してない話ではないように思います。そのようなことを上に出てきた先生方はおっしゃっているのだと思います。
これから大人になっていく子どもたちが求められる能力というのは、今大人である私たちが求められてきた能力とは大きく変わってくるのだろうなぁと感じます。
一方で絶対に変わらずに必要な能力もあると思います。
これからも、時代のニーズに応えられる能力と普遍的に求められる能力をバランスよく引き出し、育むことのできる教育・保育を行う梅光学院幼稚園でありたいと思います。