<2014年度を振り返って>
“私は老人よりもわきまえがあります。 それは, 私があなたの戒めを守っているからです。”
これは、3千年ほど前にダビデという人が書いた文書であり、聖書の詩篇119篇100節に書かれている言葉です。これを簡単に言うと、”私は聖書の言葉を守っているから、老人より知恵があります”
という意味です。私は、園児みんながそのような知恵を身につけるように聖書の言葉を伝えてきました。
その教えに対するお友だちの態度は、スポンジが水を吸収するようなものでした。
本当にこの一年間は、神様の言葉と子どもたちの素晴らしさを感じた一年であり、私にとって幸せな一年でした。
今回、私は下関を去って大阪に行きますが、私の後任としてくる新しい「いー」先生は大学で教育学を専門として学んだ先生であり、また牧師でもあります。
これから、梅光学院幼稚園がアップグレードするために、本当にふさわしい先生です。私は、これからも皆さんのためにお祈りしていきます。
一年間、本当にありがとうございました。
<2015年度を迎えるにあたって>
メキシコに、冷たい水と温かいお湯が湧き出る村があります。村人たちは、夏は冷たい水が流れる泉に、冬は温かいお湯が流れる温泉で洗濯をしていました。ある日、通りかかった一人の外国人がそれを見て感嘆しながらこう言いました。「こんな所があったとは…。この村のみなさんは神様にいつも感謝しなければなりませんね。」すると、村の住民はこう答えました。「何を言っているんですか。石鹸はどこからも出ないではありませんか。」
感謝と恩知らずの中間というものはありません。感謝しない人たちは決まってすべてのことに不平不満を言います。そのため、人にとって最も大きなのろいは「のどの渇き」ではなく、神様に対する感謝の心が起こらない「心の渇き」だと言えます。
前園長の李泳善先生は、これまで園児たちや保護者の皆様、そして教職員がそのような聖書の教えと感謝の心を身につけるように全力投球して下さったと思います。そのような泳善先生をとても尊敬し、感謝しております。
新任園長として、2015年度を迎えるにあたり、私も引き続き愛情を注ぎながら園児、保護者、教師のみなさまに仕えていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。