寒い日が続く中、年長児は権現山での遊びもすっかり自分たちのものになってきました。そればかりでなく小さいお友だちと一緒に行く時のサポートも安心して任せられるようになってきました。経験を積み重ねていくことの大切さを子どもたちに教えられます。
先日はまた、保護者のみなさまのご協力で”おもちつき”を経験することができました。重たい杵を振り上げ自分の歳の数だけつきました。つぼみ、すみれの子どもたちは初めて!ももの子どもたちは昨年の経験があるためか、テンポよくつく姿は見事でした。さくらはお餅をついた後、自分の手で丸めたお餅を持って帰りました。
何より、年長児が苗植え、稲刈りをして収穫したもち米で幼稚園のみんながおいしいおもちをいただけました。
前日までに重たい臼を運んだり、杵の修繕をして子どもたちが危険のないよう整えてくださり、当日も、3時間に渡ってお餅をついてくださった4人のお父さん、行事係のお母さんたち、たくさんの方々にお世話になりました。本当にお疲れさまでした。
お裾分けをしましたら、お一人暮らしのご近所の方から「具だくさんの小さなお鍋につきたての優しいおもちを入れて、ほっこりあたたかい夕食になりました」とメールが届きました。
みんなでついたおもちは、『5つのパンと2匹のさかな』のお話のようにみなさんの心を愛でいっぱいに満してくださる神さまに用いられましたよ!(副園長)