あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。(マタイによる福音書 5章14節)
光は闇に勝ちます。光が入ると闇は必ず消えていくからです。人々はその光をテーブルの下に置かないで、部屋の真ん中、そして部屋の上の方に置きます。そうすると光は部屋全体を照らします。すなわち光は目立つ場所に置かれるものです。梅光学院幼稚園の園児は『光』のような存在です。子どもの顔には輝きがあり、それを隠すことはできません。その光はこの世を照らし、人々の心を照らすものです。だから、私は落ち込んでいる時も幼稚園に行って子どもたちの笑顔を見ると、心が明るくなります。
しかし、子どもの輝きは大人になっていくあいだに、いつの間にかなくなってしまいます。闇がやってくる理由はただ一つです。光がなくなると必ず闇がやってきます。人が傷ついたり、落ち込んだり、失望したりするのは光を失ってしまうからです。聖書の中でイエスさまは『すべての人を照らすまことの光である』と言っています。
聖書の言葉を蓄えることは、消えることのない光を持つことだと信じます。
梅光学院幼稚園の園児たちが、その言葉の光を一生の間持ち続けることができるようにお祈りしています。(園長)