寒い寒い日でも、園庭では…。
かけっこしたり、落ち葉拾い、ブランコ、砂場遊び、ボール、自転車、宝探しに、探検。
鼻とホッペを真っ赤にして、それぞれが、遊びたい場所や、友だちと関わりながら、楽しそうに、笑っている。
まるで、『楽園』のような光景…。
そこへ、神妙な顔をした、年少の男の子が、かじかんだ指先を、こちらにゆっくりと、差し出してきた。よく見ると、何か白いものをつまんでいた。じっと見ていると、ポツリ
『これ、人の骨、そこで、見つけたんやけど』
『はい!?』
更に突き出してくる。
その、『人の骨』を受け取り、『うわっ、ほんと、、、』と呟いてみた。
すると、『ね⁈』っという感じで頷き、
『人の骨やけ。それ』
と、何故かヒソヒソ声。
そして、肩の荷が下りたかのように、軽い足取りで立ち去った。
まさか、こんなのどかな『楽園』に、『人の骨』が、落ちていたとは‼
わからないものです。(o^^o)