1学期、子どもたちと嬉しい出会いの時が与えられ、大切な一日一日を歩むことができました。また、保護者のみなさまにおかれましては、新体制でのスタートにご理解、ご協力いただき、子どもたちの成長をご一緒に見守ってくださいましたことに心から感謝します。子どもたちは、神さまを礼拝し、賛美することを喜び、力いっぱい遊び、Tsunae先生の英語の時間を心待ちにして園生活を楽しみました。日常の姿をホームページでもお届けしましたが、私たちは宝のような子どもたちの心にふれ、その喜びや悲しみに添うことができたらと願いながら、日々立たされてきました。
ある日、保育室の前にじっと座り込んでいたKくん。朝、お母さんとのやりとりを「ゆるすか、ゆるさないかで心が揺れる」とのこと。自分自身の深い心をそう表すKくんに、「園長先生のところに行ってみる?」とさそうと喜んで職員室の園長先生のもとへ行きました。どんな話がなされたのでしょう。誕生会が始まる直前に、飛び跳ねるような足取り、そして、晴れやかな笑顔で戻ってきました。
『ゆるし』それは、私たちにとっても大きなテーマです。8月は平和を覚える時でもあります。「園長先生は”ただお祈りしてくれただけ”やった」とKくんは照れくさそうに話しました。だた「祈る」だけ…。ご家族で平和について語らい、一日の終わりに平和な心で終えられる夏休みでありますように!ただ「神さまわたしにゆるしの心をください」と祈りつつ。(副園長)